(2021.5.24追記)第10回のデータを更新しました!
この記事では、過去10回開催されたシンデレラガール総選挙を振り返っていきます。
惜敗率
政治の世界で使われる「惜敗率(=基準となる順位の得票数に対する割合)」を用いて見ていきます。
シンデレラガールの惜敗率
まずは、1位に対する2位の惜敗率を見ていきます。
- 75.95% 十時愛梨(79,256票)・神崎蘭子(60,197票)
- 60.42% 神崎蘭子(391,769票)・アナスタシア(236,701票)
- 79.77% 渋谷凛(253,329票)・安部菜々(202,083票)
- 76.24% 塩見周子(241,011票)・前川みく(183,742票)
- 69.97% 島村卯月(1,066,037票)・高垣楓(745,932票)
- 79.40% 高垣楓(1,063,033票)・本田未央(844,017票)
- 83.80% 安部菜々(2,307,719票)・本田未央(1,933,964票)
- 84.17% 本田未央(3,075,522票)・北条加蓮(2,588,753票)
- 58.79% 北条加蓮(16,926,974票)・鷺沢文香(9,951,829票)
- 85.46% 鷺沢文香(10,653,815票)・一ノ瀬志希(9,104,513票)
最も惜敗率が高かった回は、第10回の85.46%でした。それぞれ前回2位・3位と有力候補だった2人がそのままワンツーフィニッシュを飾りました。最も低かったのは第9回の58.79%でした。第9回から獲得できる票数が大幅に増え、前回惜しくも2位だった加蓮が圧倒しました。
5位圏内の惜敗率
こちらは第2・9〜10回ではCD圏内、第3~8回ではc/w曲のラインとなる5位に対する6位の惜敗率で見ていきます。
一応第1回も掲載しますが、こちらは参考記録としてお考えください。
- 98.07% 日野茜(32,110票)・緒方智絵里(31,491票)
- 95.97% 渋谷凛(182,692票)・佐久間まゆ(175,327票)
- 95.16% 本田未央(132,458票)・鷺沢文香(126,045票)
- 98.47% 一ノ瀬志希(134,592票)・島村卯月(132,527票)
- 96.21% 依田芳乃(448,100票)・本田未央(431,105票)
- 95.78% 喜多見柚(541,699票)・佐久間まゆ(518,837票)
- 80.24% 鷺沢文香(1,216,141票)・一ノ瀬志希(975,884票)
- 89.85% 佐城雪美(1,392,792票)・一ノ瀬志希(1,251,408票)
- 99.17% 高垣楓(6,808,312票)・高森藍子(6,751,992票)
- 99.52% 佐久間まゆ(4,918,400票)・高垣楓(4,894,797票)
最も惜敗率が高かった回は、第10回の99.52%ととんでもない数字です。この2万票の差は、約37~8分の1の得票数である第2回基準では約600~700票程度の差といかに競っていたかが分かります。
シンデレラガール総選挙"皆勤賞"
長い総選挙の歴史の中で、第1回から継続してランクインを続けているアイドルは19名います。前回に引き続き第10回でも19名全員が皆勤を継続しました。素晴らしいです。
そのアイドルたちの順位を属性別に見ていきましょう。
皆勤賞・Cu
Cuは8名が皆勤です。平均順位トップは智絵里の9.80位で、最高順位は3位です。響子はここ2回順位を大きく上げています。杏は非常に高い順位を保っていますが、CD選出は1度もありません。かな子は直近5回連続で40位台ですが、ギリギリの粘りで皆勤を続けています。
皆勤賞・Co
Coは7名が皆勤です。とにかく楓の凄さが際立ちます。平均5.70位、最も低い順位でも11位は驚異的です。肇はボイス圏内に入った翌年、50位ギリギリに残ったことも影響したか、直近では3回連続で順位を上げています。また、李衣菜の"低め安定"も目立ちます。実は上位を維持するより難しいことかもしれません。
皆勤賞・Pa
Paは4名が皆勤です。入れ替わりが激しいPaは他属性よりも皆勤は少ないです。その中で、藍子は平均順位トップの17.30位で、第10回でCD圏内の4位まで上がりました。今後に期待できる順位推移となっています。また、美嘉は平均19.60位と、全体でもTOP10ランクイン未経験者の中では最も高い順位となっています。
次回に続きます。